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エリテマトーデス知見補遺特に年次的消長に就いて
鎌田 修一
1
1東北大学医学部皮膚科教室
pp.65-69
発行日 1955年2月1日
Published Date 1955/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201359
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緒言
エリテマトーデスの原因病理に就いては既に伊藤教授が山内1,2)と共に皮性誌上に再度論じ,又山内3)は明治43年より昭和18年に至る吾が教室の統計的観察をなした。更に稲葉4)は昭和19年より昭和22年に至る同症例の観察,特に治療面に就いて述べている。余はこの度昭和23年より昭和27年に至る5カ年間に於ける同症例53例に就いて観察し,更に明治43年より昭和27年に至る43カ年間の同症例の年次的消長を調査し,同年間に於ける丹毒の消長との比較考察を試みたので次に報告する。
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