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皮膚口腔炎に就て
足立 修嶽
1
1新潟醫科大學皮膚科教室
pp.508-510
発行日 1949年12月1日
Published Date 1949/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200286
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緒言
Rendu (1916),Fiessinger(1926)が始めて記載したEctodermose érosive pluriorificielleと,Baader(1925)の報告したDermatostomatitisとは同一の疾患であらうと云う事は,Kumer,太田を始め多くの人々によつて今日一般に認められてゐるが,其の本態に關しては議論紛々として未だ不明の域を脱してゐない。
本邦に於ける症例は太田,佐藤例を始めとし最近原田,渡邊(1948)等の報告例を加へ10例を算へるが,其の本態に關しては太田の指摘した自家中毒説を信する人が多い樣である。
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