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膀胱結核に對するツベルフラビンの效果及び其の實驗的研究
右田 健次
1
,
陳 泮水
1
1日本醫科大學泌尿器科教室
pp.459-461
発行日 1949年11月1日
Published Date 1949/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200266
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ツベルフラビン(第一製藥製劑)は,1940年日置教授に依り,結核性膿瘍及潰瘍等に對し著效あることが確認せられ,同氏により斯く命名せられたものであり,更にその臨床成績に關し,大幸,佐野氏等の報告がある.余等も最近,膀胱結核に對し,ツベルフラビン(以下ツベと略稱)を使用せる機會を得たので其の結果について,更にツベの人型結核菌に對する發育阻止試驗を試み,對稱として一般膀胱炎注射藥4種及び,黄色葡萄状球菌,大腸菌,緑膿菌を用いて行つた成績を,此所に報告致す次第である.
ッベの化學構造式は下の如くである.
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