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                                    Spractorの臨床的效果
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                井口 己廣
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                石本 悦大
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1徳島大學醫學部皮膚科教室
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.24-26
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1953年1月1日
                  Published Date 1953/1/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200890
                
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 - 1ページ目
 
緒言
擴散因子Spreading factor Hyaluronidase(以下Hと記す)を臨床的に應用するのは主としてその組織のHyaluron酸を加水分解して透過性を亢進させる作用を利用したものである。從つて藥物の擴散,吸收,浸透を目的として例えば局所麻醉,大量液體の皮下注射.或は病巣内の藥劑濃度を高める場合等醫學の各部門に於て色々な試みが行われている。皮膚科領域に於ても色素性蕁麻疹などに用いられているが我々は治療方面に應用するに先立つて皮膚組織の機能判定の目的に應用し,これと關連して治療に用いたので,この2つの點について検討した所を報告申上げる次第である。

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