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化學藥品に起因する職業性痤瘡様皮膚症状について
弘中 哲也
1
1九州大學醫學部皮膚科教室
pp.251-255
発行日 1949年6月1日
Published Date 1949/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200201
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緒言
職業性皮膚疾患については内外各種の報告がある.化學工業が發達するにつれて各種の刺戟性化學藥品の使用が増加し,そのため藥品による入體障碍が多數見られ,社會問題にまでなつてきた.
職業性皮膚疾患には色々な分類が試みられている.例へばBlaschko,Oppenheim,Sachs,中内氏等がこの事に觸れているが,特た中内氏の分類は原因論を考按する上に非常に便利である.(皮尿誌,49.1.).
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