特集 循環器救急診療・集中治療を極める
Ⅶ.ショックを集中治療する
心タンポナーデ
花田 裕之
1
1弘前大学大学院医学研究科救急・災害医学講座
pp.664-668
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200645
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Point
・心囊貯留物の量だけでなく,貯留速度と心囊の伸展性が病態を決定する.
・超音波検査は診断・治療とも必須である.
・X線透視で,左前斜位60°,心臓後壁の動きは診断に有用である.
・心囊穿刺は古典的心尖部アプローチにこだわらず,超音波所見で決める.
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