特集 進化するカテーテルインターベンション—適応の広がりとデバイスの革新
Ⅱ章 冠動脈インターベンション
生体吸収性スキャフォールド
邑井 洸太
1
,
大塚 文之
1
1国立循環器病研究センター心臓血管内科冠疾患科
pp.379-388
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200603
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Point
・生体吸収性スキャフォールド(BRS)は,一定期間のみ血管を支え,その後消失するデバイスである.
・Absorb® BVSは留置後3年以内のデバイス血栓症が多く,製造中止となった.
・超長期的なメリットへの期待は依然として存在し,血栓症リスクの少ない新たなBRSの開発が待たれる.
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