特集 U40世代が描く心不全診療の現状と未来—基礎研究を識り,臨床を素心深考する
序文
大石 醒悟
1
,
野村 征太郎
2
,
山口 徹雄
3
1兵庫県立姫路循環器病センター循環器内科
2東京大学医学部附属病院循環器内科
3虎の門病院循環器センター内科
pp.5
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200319
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心不全患者数が爆発的に増加するなか,治療選択肢も新規内服薬,カテーテルによる弁膜症治療,植え込み型補助人工心臓,心筋シートなど多岐にわたり,複雑化している.
そのようななか,臨床医は現場で使用可能な知識や患者の救命に不可欠の技術を得ることに時間,労力を要し,背景に存在する病態を学ぶことが難しい現状があるように思われる.
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