特集 循環器疾患の画像診断—現状と進歩
Ⅶ.末梢動脈疾患
末梢動脈のMRAでどこまでわかるか?—CTと比べた有用性および非造影MRAの有効性
中村 克己
1
,
梅原 英太郎
2
,
後藤 俊一朗
2
1医療法人医和基会戸畑総合病院放射線科
2医療法人医和基会戸畑総合病院循環器科
pp.454-464
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200282
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Point
・閉塞性動脈硬化症の画像診断では,非造影MR angiographyはCT angiographyに匹敵する診断能を有する.
・非造影MR angiographyは,被曝がなく,造影剤も使用しないため,スクリーニングやフォローアップに適している.
・非造影MR angiographyは石灰化の影響を受けないため,糖尿病性血管障害や慢性腎臓病における血管性病変の評価にも適している.
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