特集 循環器の現場からの検証:そのエビデンスを日本で活用するには?
Ⅳ.心不全
PARADIGM-HFはどう解釈されるか?—これからのわが国での慢性期心不全診療
佐藤 幸人
1
1兵庫県立尼崎総合医療センター循環器内科
pp.110-115
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200232
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Point
・ARB/NEP阻害薬であるLCZ696は収縮能が低下した心不全患者において,心血管イベント改善効果を伴う忍容性の高い薬剤である.
・欧米のガイドラインでは既に,ACE阻害薬またはARBの代わりに使用することが勧められている.
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