特集 エキスパートが教える 呼吸器内視鏡診療—実地臨床で役立つ秘訣
Ⅱ.気管支鏡診断
中枢病変の気管支鏡診断
都竹 晃文
1
1岐阜県総合医療センター呼吸器内科
pp.196-204
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200446
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Point
・中枢病変を見落とさないように自家蛍光内視鏡(autofluorescence bronchoscopy;AFB)や狭帯域光観察(narrow band imaging;NBI)を用いて観察する.
・中枢病変を認めた際には気管支鏡所見分類に沿って系統的に診断を行い,適切に鑑別診断を挙げる.
・検体採取の際には,病変の主座がどこに存在し,どのようにアプローチするのが良いのか検討する.血管病変が疑われる際には安易に生検を行わない.
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