まい・てくにっく
中枢気道狭窄病変に対する気管支鏡下での気道確保
臼田 実男
1
,
桜田 晃
2
1日本医科大学大学院呼吸器外科
2東北大学呼吸器外科
pp.494-495
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu71_494
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中枢気道病変の狭窄には,①病変が気管腔内に突出する場合,②気管支壁外からの圧排による場合,③①+②の混合型などがある.こうした気道狭窄病変にレーザーなどで焼灼を施行したり,ステント挿入などを施行する場合,硬性気管支鏡を使用するのが安全で確実である.中枢気道,特に気管病変の狭窄では,一瞬の判断ミスが重大な事故につながる可能性があるため,術前からきちんと戦略を立てることが重要である.
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