特集 肺高血圧症 ガイドラインとニース会議提言を紐解く
Ⅱ.PAH治療のポイントを紐解く
IPAH/HPAHの治療アルゴリズムとリスク分類
古川 明日香
1
,
田村 雄一
1
1国際医療福祉大学三田病院肺高血圧症センター
pp.594-602
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200302
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Point
・2018年2月に6回目となる肺高血圧症に関するワールドシンポジウムがニースで開催され,新しいリスク分類と治療アルゴリズムが提唱された.
・NYHA/WHO機能分類・6分間歩行距離・BNP/NT-proBNP・右房圧・CI・SvO2の6項目を用いたリスク分類が提唱された.
・新しいリスク分類評価法に基づいて治療戦略を決定し,限定された症例を除き初期併用療法が推奨されている.
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