特集 実地診療に役立つ睡眠時無呼吸症候群(SAS)と睡眠関連低換気障害の現況と課題
Ⅲ.睡眠時無呼吸と治療
口腔内装置:歴史,現在の位置づけとその管理
對木 悟
1
1公益財団法人神経研究所
pp.476-482
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200279
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Point
・口腔内装置は,単純いびき症および軽症から中等症のOSAに対する確立した治療法であり,CPAP脱落症例への対応も可能である.
・専門歯科医師による口腔内診査と診断に基づいて装置は選択,作製,管理されるため,密接な医歯連携が欠かせない.
・治療効果の確認は,初診時同様に終夜ポリグラフ検査によって行い,効果が不十分な場合は歯科医師に再調整を依頼する.
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