特集 非侵襲的呼吸管理の実践講座—酸素療法からハイフロー,NIVまで症例で学ぶ
Ⅱ.急性Ⅰ型呼吸不全
肺炎・ARDS—肺保護戦略のために呼吸管理をどう使い分けるのか?
大下 慎一郎
1
1広島大学大学院医歯薬保健学研究科救急集中治療医学
pp.28-35
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200212
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Point
・軽症ARDSでは,気管挿管回避にNIVが有効の可能性がある.
・慢性心肺疾患に合併した肺炎ではNIVの有効性が高いが,慢性心肺疾患がない場合は有効性が低い.
・抜管後呼吸不全のリスクが高い場合は,ハイフロー治療・NIVを行うのが良い.
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