特集 症例から考える難治性びまん性肺疾患—病態と最新治療戦略
Ⅱ.特発性間質性肺炎
1)特発性肺線維症
②急性増悪期
急性増悪期の病態
片岡 健介
1
,
近藤 康博
1
1公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科
pp.260-266
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200137
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
・IPFの急性増悪の診断基準には歴史的な変遷があるが,国際的ワーキンググループより最新の診断基準が提案されている.
・IPFの特徴である通常型間質性肺炎(UIP)に加え,急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の特徴とされるびまん性肺胞障害(DAD)がオーバーラップする病態と考えられる.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.