医療経済
特定機能病院における入院医療の包括評価(Diagnosis Procedure Combination:DPC)の概要について(第5報)—「くも膜下出血・破裂脳動脈瘤」における医療行為別の包括評価点数比較
安達 直人
1,2
1元厚生労働省
2大西脳神経外科病院
pp.1356-1359
発行日 2003年12月10日
Published Date 2003/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436902481
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第1報から第3報では,特定機能病院における入院医療の包括評価における概要,診断群分類の決定方法,包括評価点数の算定方法のそれぞれについて述べ,第4報では「脳腫瘍」の診断群分類における医療行為別の包括点数の比較を示した.
本編では「くも膜下出血・破裂脳動脈瘤」を例にして医療行為の違いにより,診断群がどのように振り分けられ,さらにどれだけ請求点数が異なってくるか比較検討する.従前の出来高請求方式と異なり,包括評価ではいかにコスト意識を持たなければならないかを認識していただければと思う.
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