Japanese
English
解剖を中心とした脳神経手術手技
脊髄後正中中隔進入法の検討
Mid-Posterior Approach into the Spinal Cord
三井 公彦
1
Kimihiko MII
1
1北里大学脳神経外科
1Department of Neurosurgery, School of Medicine, Kitasato University
キーワード:
Spinal cord
,
Mid-posterior approach
Keyword:
Spinal cord
,
Mid-posterior approach
pp.1273-1280
発行日 1987年12月10日
Published Date 1987/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436202507
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I.はじめに
現在行われている脊髄病変に対する脊髄切開は,脊髄後面の正中と思われるあたりを切開しているので,手術操作によって一部の縦走線維を横断することが少なくない.この点後索を二分している後正中中隔を正確に経由すれば,正中線上のorientationが容易であるので,縦走線維を損傷する危険性を最少限にとどめながら脊髄の中心に達し,さらに前正中裂にまで達することができる.
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