Japanese
English
集中連載 MRI診断・5
脊椎,脊髄疾患のMRI診断・1
Spinal Cord Disease and MRI Diagnosis (MRI diagnosis. series no. 5)
松岡 勇二郎
1
,
吉川 宏起
1
,
町田 徹
1
,
飯尾 正宏
1
Yujiro MATSUOKA
1
,
Kohki YOSHIKAWA
1
,
Tohru MACHIDA
1
,
Masahiro IIO
1
1東京大学放射線科
1Department of Radiology, Faculty of Medicine, University of Tokyo
キーワード:
MRI
,
Spinal cord
Keyword:
MRI
,
Spinal cord
pp.813-818
発行日 1987年8月10日
Published Date 1987/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436202447
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
脊椎および脊髄は縦に細長く呼吸や心拍動の影響が少ないので,MRIのよい適応である.
受信コイルは主に表面コイルが用いられる.有効視野径は15cmで,空間分解能は1mmである.上頸部のみなら頭部用コイルでも可能である.表面コイルを用いるとコイルに近い部位(皮下組織,脊柱起立筋など)はやや白くなり,信号強度にむらができるが,高い信号・雑音比(SNR)が得られるため,脊椎,脊髄あたりの空間分解能は躯幹用コイルよりすぐれる.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.