Japanese
English
連載 臨床神経心理学入門
第8回 機能性疾患
Understanding Clinical Neuropsychology: A Basic Approach(8)Functional Neurological Symptoms
小山 慎一
1
,
緑川 晶
2
1千葉大学大学院工学研究科学専攻デザイン心理学教室
2中央大学文学部心理学科
1Graduate School of Engineering,Chiba University
2Department of Psychology,Chuo University
キーワード:
epilepsy
,
migraine
,
amnesia
,
photosensitivity
Keyword:
epilepsy
,
migraine
,
amnesia
,
photosensitivity
pp.79-82
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436101329
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
頭痛やてんかんは,脳神経外科や神経内科の臨床では決して稀ではないが,それに伴う高次機能の障害は,これまで発作やその前後に関連する症候に関心が向けられてきた.しかし近年,発作間欠期でも患者を精査することによって神経心理学的な症候の存在が確認されつつある.本稿では臨床場面で見かけることの多い頭痛やてんかんに関連し,見逃しやすい神経心理学的な症候について紹介する.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.