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編集後記
吉峰 俊樹
pp.1268
発行日 2009年12月10日
Published Date 2009/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436101082
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「あと何回さくらの花を見れるか」
大学の教員は教育を使命としている.その点,私も努力はしている.が,卒前教育となると学生さんはおおむね杳としてつかみどころがなく,教える「つぼ」を押さえにくい.たまに学生教育が上手という先生のお名前を伺うと自分が恥ずかしく,度量の狭さが嘆かわしくなる.
そんななかで今月号の「扉」には滝和郎先生が医学教育,それもチュートリアルなどの学生教育の話を寄せられた.実は大阪大学には医学科教育センターなるものはあるが専任の教授はいない.最近ようやくその必要性について議論が始まったばかりである.旧いカリキュラムはさすがにほころびて,兼任教授は苦労している.そのため大筋は教授ポストを新設する方向に向かっている.しかし,この分野の人材は限られているようである.よい方がおられれば是非ともご紹介いただければ有難い.
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