扉
「硫黄島からの手紙」の味わい
濱田 潤一郎
1
Junichiro HAMADA
1
1金沢大学脳神経外科
pp.539-540
発行日 2007年6月10日
Published Date 2007/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100536
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硫黄島に関する映画が2本,アメリカで製作されることになったという話は早くから聞いていた.1本はアメリカの立場から,もう1本のテーマは日本の立場からという発想がユニークで,関心をかき立てられていた.
クリント・イーストウッド監督が日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた「硫黄島からの手紙」は,それより先に公開されたアメリカ側からの「父親達の星条旗」との2部作の1本としても,独立した作品としても観ることができる.残念ながら「父親達の星条旗」は未見だが,「硫黄島からの手紙」は是非とも観たいと思い劇場へと足を運んだ.
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