特集 神経学における最近の研究
<臨床>
定位脳手術による治療
大本 堯史
1
1岡山大学医学部脳神経外科
pp.895-896
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904977
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SPIEGELとWYCISにより始められた定位脳手術は1950年代に世界の多くの施設で行なわれるようになり,手術適応の拡大とともに目標部の選定とそれに正確に到達するための検討がなされてきた4)。ここでは不随意運動症,いたみ,てんかん,情動異常などのいわゆる機能的脳外科疾患に対して行なわれた定位脳手術による治療の変遷について,ごく簡単に述べてみたい。
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