特集 神経学における最近の研究
<生化学>
中枢神経のSubstance P
金澤 一郎
1
1筑波大学臨床医学系神経内科
pp.712-714
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904904
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腸管から抽出されたsubstance Pが,どのような経過で神経系での役割を論じられるに到ったのか,あるいは神経系以外でのsubstance Pの役割についてどこまで明らかにされているのかなどについてはすでにいくつかの総説がある1)。ここではここ数年間に急速な進歩をとげたsubstance Pの神経系における伝達物質あるいはその関連物質としての作用に関する研究をまとめてみることにする。
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