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特集 第4回神経化学懇話会
神経化学の技術と方法
脳灌流の方法とその問題点—脳灌流装置について
Some Problems in the Brain Perfusion Method ; Perfusion Apparotus
山崎 晴一朗
1
,
西田 義彦
1
Seiichiro Yamazaki
1
,
Yoshihiko Nishida
1
1九州大学医学部勝木内科
1The 2nd Dept. of Internal Medicine, Kyushu Univ. School of Medicine
pp.610-613
発行日 1962年9月25日
Published Date 1962/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903992
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私の与えられました題は,脳灌流の灌流装置についてですが,現在迄私共の使用している装置の現況についてまずお話しし,ついで検討を加え度いと思う。
脳灌流の性質上,猫の頭部循環を,その他の体部循環から分離して,脳のみを或程度の脳機能を維持させながら灌流するのが第一の目的である事は云う迄もない。この様に生体に於ける心肺の働きをする装置に2〜3の測定装置を加えたものを使用している。
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