あいさつ

　当番教室の教授といたしまして，簡単に御挨拶申し上げます。

　私自身は神経病理にはあまり縁のない者ですが，しかし，神経病理というものが，やはり臨床精神神経学の非常に確実な基盤の一つであるということは，もちろんこれは常識的に考えて，当然のことでありますので，本日は大へん有益なお話を次から次へと聞かせていただき，私自身，非常に教えられるところが多く，厚く御礼申し上げます。