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特集 第1回国際神経科学会展望・2
放射能の神経病理学
3 生理学的ならびに生化学的方向—David Nachmansohn:神経のはたらきと放射作用について,他
Nerve function and irradiation effects.
浜田 晋
pp.685-690
発行日 1958年4月30日
Published Date 1958/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901644
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放射線の生物学的作用を研究するには,三つの方法がある。つまり,(1)全動物,(2)細胞,(3)溶液中にとりだされた組織の三つを使つておこなわれるものである。(1)の方法が従来もつともしばしばとられてきたが,それによつて得られた結果は,複雑な因子によつて影響をうけ,その分析はむずかしい。神経学者,神経生理学者によって,(2)の方法が多くの理由から愛用されてきたが,ここでもこの方法によつた。
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