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特集 第1回国際神経科学会展望・2
放射能の神経病理学
2 胎生期神経系—S.P.Hioks:神経系の発達に及ぼす放射線の効果/Roberts Rugh,Goan Wolff:X線照射を受た胎生期綱膜の修復について
The effects of radiation on development of the nervous system./Repair of the fetal retina following X-irradiation insult.
pp.683-685
発行日 1958年4月30日
Published Date 1958/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901643
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放射線は生物の発生分化を三つの方法で変化させる。(1)生殖細胞の染色体のgeneを攻撃して変異せしめる(genetic effect)。(2)embryoの環境を変化させ,すでに正常染色体によりはじまつている発達過程を妨害する効果(phenocopy)。(3)放射線が直接選択的に,ある分化過程の段階で細胞を徹底的に破壊する効果。
以上三つの方向である。
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