Japanese
English
特集 第1回国際神経科学会展望・2
多発性硬化症と脱髄疾患
G. W. F. Edgar:脱髄性疾患の神経化学
Neurochemistry of Demyelinating Diseases
松尾 裕
1
1東大冲中内科
pp.637-644
発行日 1958年4月30日
Published Date 1958/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901633
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
現在神経化学のおかれている位置は,丁度Virchow時代の病理組織学,或はそれ以前の組織学の時代と同じような立場にあると思うが,先ず神経組織成分の詳細な分類についての研究がなされ,その基礎の上に,機能的,代謝的方面の研究がなされるべきである。
演者の報告も主としてこの生化学的構成成分についての研究に焦点がしぼられており,之に若干の代謝面における知見を加えたものである。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.