インタビュー
ある神経学者の発想と足跡を辿る―楢林博太郎先生に聞く(4)
金澤 一郎
1
,
大島 知一
2
,
今井 壽正
3
,
瀬川 昌也
4
1東大
2明治薬科大
3順大
4瀬川小児神経学クリニック
pp.1046-1058
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431901324
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
金澤 この集まりは学問的なセオリーのディスカッションの会ではなくて,楢林先生のキャリアと,どのような考え方をしてこられたかということをまとめてお伺いしたいという趣旨のものです。これまで3回にわたって先生のお話をお聞きしました。第1回目は先生が医学を志された初期の頃のパーソナル・ヒストリーで,2回目が大江千廣先生にご出席いただきstereotaxic surgeryの話,3回目がL-DOPAのお話からパーキンソン病のjuvenile typeを先生のグループがどういうふうに規定して分析してこられたかということを,横地正之,近藤智善両先生に参加していただいて伺いました。
本日は,大島知一先生,瀬川昌也先生,今井壽正先生のお三人にご参加いただきました。前回のお話を踏まえて,引き続き楢林先生の足跡とご業績を辿りながら,神経学の将来への夢などもお伺いできればと思っています。
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.