連載 これからの免疫療法の話をしよう[10]【最終回】
これまでを振り返って、そしてがん免疫療法のこれから
珠玖 洋
1
,
北野 滋久
2
1三重大学大学院医学系研究科病態解明医学講座遺伝子・免疫細胞治療学
2国立がん研究センター中央病院先端医療科
pp.438-443
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200474
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はじめに
前回の連載第9回では、新しいがん腫別の治療の可能性について解説しました。本連載も今回をもって最終回です。これまでの連載の総括と今後の展望について述べさせていただきます。
また、最終回のトピックスとして、2019年3月に国内でも承認されたCD19陽性造血器腫瘍を対象とするキメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor;CAR)遺伝子導入T細胞輸注療法、いわゆるCAR-T療法について紹介させていただきます。
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