連載 これからのがんサポート[8]
親ががんになったときの子どもへの支援—チャイルド・ライフ・スペシャリストとの対話編
品田 雄市
1
,
大曲 睦恵
2
1東京医科大学病院がん相談窓口
2NPO法人全国自死遺族総合支援センター
pp.160-163
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200272
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患者家族の一員としての子どもへのサポートとは?
今回は、趣向を変えて患者さん家族へのサポートのなかから子どもへの支援に着目してみたいと思います。これまでも、がん専門相談員として医療ソーシャルワーカー(MSW)が患者さんを家族メンバーの一員として捉えること、つまり患者さんとご家族を1つのユニットとして捉えて支援している様子をお伝えしてきたかと思います。
そうした家族に対する支援で欠かせない専門家との対話を通じて、皆さんと一緒にがん患者とその子どもへの支援方法について考えてみたいと思います。対談相手は、私の大学院の同期で、子どもに関する研究をしている、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(Child Life Specialist;CLS)の大曲睦恵さんです。
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