Cancer Board Conference case2
デノスマブ投与後に重症低カルシウム血症が遷延した再発胃がん骨転移の1例(東京腫瘍内科カンファレンス)
下井 辰徳
1
,
飯泉 桜
1
1国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科
pp.235-243
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200074
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症例
70歳代、女性。
主訴:呼吸困難。
・現病歴
20XX年3月、呼吸困難を自覚。20XX年5月、前医を受診し、胸部X線検査で両側に胸水を認めた。胸水細胞診にてclass Ⅴ(腺がん)。精査加療目的に当院へ紹介され、入院。
・既往歴
55歳時、胃がん。胃全摘術+D2郭清+Roux-en Y再建。ML、Less、Type 0-Ⅱc+Ⅱa、por>sig、pT1b、pN2、cM0、cStageⅡa(胃がん取扱い規約第14版)。
・家族歴
特記事項なし。
・社会的背景
息子(キーパーソン)と2人暮らし。
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