投稿 Empirical EYE
関係性のなかで変容する自己意思の尊重—医療介護の現場に求められる多様性と柔軟性とは
八巻 孝之
1
1独立行政法人 国立病院機構宮城病院 総合診療外科
pp.119-121
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202973
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認知症サポート医であり、また厚労省が推進する「人生会議」のファシリテーターを担当する筆者は、本人と家族、医療関係者間で、患者の価値観を主体的に共有するアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の推進1)に携わる機会に恵まれている。
本稿では、家族介護事例を取り上げ、関係性のなかで変容する本人の意向を尊重し、意思決定支援に求められる多様性と柔軟性について述べる。
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