特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【慢性期外来 弁膜症・血管疾患】
Q19 「超高齢者」の大動脈弁狭窄、どうすればいい?
鎌田 太郎
1
,
平岡 栄治
1
1東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科
pp.287
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201953
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
日本循環器学会ガイドライン1,2)によると、class Ⅰの手術適応は、有症状高度大動脈弁狭窄症(aortic stenosis:AS)、無症状高度ASでも他の胸部心血管手術(冠動脈、大血管、他の弁膜症)を行う時や左室駆出率(EF)≦50%の場合である1)。手術には、「外科的大動脈弁置換術(SAVR)」「経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)」がある。SAVRのリスクが高い場合は、TAVRが考慮される。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.