特集 「地域を診る医者」最強の養成法!
【コラム】
全国の勉強会を紹介!
❺コロッケ会(鹿児島)
西垂水 和隆
1
1今村病院分院救急・総合内科
pp.759
発行日 2017年6月15日
Published Date 2017/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200963
- 有料閲覧
- 文献概要
「コロッケ会」は1999年より「鹿児島で総合診療的な考え方を拡めていこう!」という考えのもと始まった勉強会です。持ち寄った症例を病歴で鑑別し、その後、身体所見を加えてまた鑑別するという、今となっては普通の症例検討会です。特に“病歴”に重きを置いているため、ここでのディスカッションが長い傾向にあります。これまた今となっては「Take Home Message」として当たり前ですが、18年前は「おみやげ」と言って、勉強すべきポイントを渡していました。
名称の由来は、開催場所の今村病院分院の近所に総菜屋が多く、コロッケを食べながら勉強会をしたことがきっかけです。途中創設メンバーの1人が亡くなったことをきっかけに、命日に近い日を「総会」として、講師をお呼びして講演会を開催するようになりました。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.