Dr.上田剛士のエビデンス実践レクチャー! クスリとリスク・11
薬剤性肺炎
上田 剛士
1
1洛和会ヘルスケアシステム 洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
pp.230-234
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200766
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症例
患者:76歳、女性。
主訴:呼吸困難。
現病歴:5週間前より肥満に対して防風通聖散を内服開始した。1〜2週間前から緩徐に進行する労作時呼吸困難と、軽度の乾性咳嗽のため受診。発熱なし。
喫煙:30本/日×40年以上。
胸部CT(図1):両肺野にスリガラス陰影が散在する。気腫性変化あり。
Q:薬剤性肺炎は、どのような時に疑えばよいのでしょうか?
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