巻頭緊急企画 明日はどっちだ?「総合診療専門医」
総合診療医は患者さんに必要とされているか?
大野 毎子
1
1佐賀・唐津市民病院きたはた
pp.8
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200718
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私が総合診療の道に進もうと思ったのは、大学4年の時。23年前に筑波大学を卒業後、関東の市中病院で研修し、診療所勤務、大学院進学を経て、現在は出身地の公立病院に勤務している。その間、「総合診療医は患者さんたちに必要とされているのか?」と常に自問自答してきた。もし必要とされていないと感じたら、いつでも道を変えるつもりだった。2005年に旧日本プライマリ・ケア学会専門医試験を受験し、その後「家庭医療専門医」と名称が変わり、2度目の更新を済ませたところである。
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