特集 外来で「複数の疾患」をもつ患者を診る─マルチモビディティの時代のプライマリ・ケア
【総論】
プライマリ・ケアにおける「マルチモビディティ(multimorbidity)」の意味
藤沼 康樹
1,2
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
2千葉大学専門職連携教育研究センター
キーワード:
マルチモビディティ
,
コモビディティ
,
治療負担
,
精神疾患
,
社会・経済的問題
Keyword:
マルチモビディティ
,
コモビディティ
,
治療負担
,
精神疾患
,
社会・経済的問題
pp.1088-1092
発行日 2015年12月15日
Published Date 2015/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200406
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高齢者人口が増加し,平均余命が延長していくことは同時に,「複数の慢性疾患をもつ人口」の増加につながることは容易に予想できる.特にプライマリ・ケア現場においては,こうした人たちのケアをどのように組織化していくか,ということが重要な課題として認識されている.
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