特集 関節が痛いんです!─コモンからレアものまでの診断と治療
【関節痛・関節炎へのアプローチ】
関節痛に対する検査
野口 善令
1
1名古屋第二赤十字病院総合内科
キーワード:
関節痛の診断フレーム
,
全体像の把握
,
偽陽性
,
偽陰性
,
骨びらん
Keyword:
関節痛の診断フレーム
,
全体像の把握
,
偽陽性
,
偽陰性
,
骨びらん
pp.334-337
発行日 2015年4月15日
Published Date 2015/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200178
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
関節痛診断のステップ
関節痛の診断は以下のフレームで行う(図1).
Step 1「関節痛vs関節外」を判断する.
Step 2「炎症性(関節炎)vs非炎症性(関節痛)」を判断する.
Step 3「関節炎の分布,数」を判定する(分布と数は疾患の特徴を表す).
Step 4「急性vs慢性,単関節vs多関節」でカテゴリーに分類する(カテゴリーによって鑑別診断が異なる).
Step 5「鑑別診断のそれらしさ」を判断する.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.