特集 臨床医からみたPOCT
日常診療とPOCT
〈外来診療〉
意識障害患者—尿中薬物検査
加藤 心良
1
,
安藤 諭
2
1豊田地域医療センター総合診療科
2藤田医科大学岡崎医療センター総合診療科
キーワード:
尿中薬物検査
,
偽陽性
,
偽陰性
,
薬物中毒
,
POCT
Keyword:
尿中薬物検査
,
偽陽性
,
偽陰性
,
薬物中毒
,
POCT
pp.690-693
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228911
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Point
◎薬物中毒の診療は,病歴や身体所見,検査所見を組み合わせて行う必要があり,とても難しい.
◎尿中薬物検査は中毒物質が不明の場合のスクリーニングとして有用である.
◎尿中薬物検査を行う場合は,検査特性を理解して結果を解釈する必要がある.
◎検査結果解釈の際,検査結果の偽陽性,偽陰性の可能性に特に注意する.
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