Editorial 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    総合医のためのスポーツ医学
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                小林 裕幸
                                            
                                            1,2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター
                
                
                  2水戸協同病院総合診療科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.97
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2015年2月15日
                  Published Date 2015/2/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200065
                
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国際的な医学誌The Lancetの2012年7月号1)では,身体活動の特集号が組まれ,身体活動不足が原因での死亡が,全体の9.4%と報告された.その影響の大きさは喫煙や肥満などのリスクに匹敵すると発表され,身体活動の低下が世界中に大流行していると警笛をならしている.日本でも,食事の欧米化に加え,車などの交通手段,産業構造の変化,スマホ・ゲーム機器などの普及により,日常での身体活動は小児から大人まで低下の影響を認めている.
そんななか,2020年東京オリンピック開催のニュースは,地震や原発問題を抱える日本に,明るい希望をもたらしてくれた.団塊の世代がすべて75歳以上という2025年問題を後に控える超高齢化社会の日本は,これを機会に,身体活動を高め,ロコモを防いで健康寿命をのばす社会の動きを加速させる必要があると思われる.
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