Japanese
English
特集 肝胆膵のIntervention―エキスパートからのメッセージ
経動脈的アプローチ―肝動注カテーテル留置と動注ポートの埋設
Technique of implantation of the reservoir system
小尾 俊太郎
1
Shuntaro OBI
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院 肝臓科
1Liver unit,Kyoundo Hospital,Tokyo
キーワード:
肝動注
,
肝細胞癌
Keyword:
肝動注
,
肝細胞癌
pp.151-154
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100133
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨
動注化学療法は,選択的に高濃度の抗がん剤を注入することができるため,副作用を軽減させ治療効果を高める可能性がある.安全に動注化学療法を行うためには,さまざまな工夫がある.本稿では血管造影から始まって,カテーテルを留置する動脈の選択,血流改変,動注カテーテルの留置,動注ポート埋設の手技とコツを記載した.また,メインテナンスや合併症の対応についても言及した.合わせて当科での進行肝細胞癌に対する動注化学療法の成績を提示した.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.