Japanese
English
特集 CTHA/CTAPの今日的意義を考える
MDCTとMRIでCTHA/CTAPは代用可能か?
Can MDCT plus MRI replace CTHA/CTAP?
熊野 正士
1
,
柳生 行伸
1
,
岡田 真広
1
,
桑原 雅知
1
,
下野 太郎
1
,
今岡 いずみ
1
,
足利 竜一朗
1
,
村上 卓道
1
Seishi KUMANO
1
,
Yukinobu YAGYU
1
,
Masahiro OKADA
1
,
Masatomo KUWABARA
1
,
Taro SHIMONO
1
,
Izumi IMAOKA
1
,
Ryuichiro ASHIKAGA
1
,
Takamichi MURAKAMI
1
1近畿大学医学部 放射線医学講座 放射線診断学部門
1Department of Radiology,Kinki University School of Medicine,Osaka
キーワード:
MDCT
,
MRI
,
ダイナック検査
,
SPIO
,
EOB-Gd-DTPA
Keyword:
MDCT
,
MRI
,
ダイナック検査
,
SPIO
,
EOB-Gd-DTPA
pp.63-68
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100116
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要旨
血管造影下に行うCTHA/CTAP検査は,肝細胞癌や転移性肝腫瘍など肝腫瘍の検出率が非常に高く,最も優れた検査法である.一方,CTではMDCTが開発され,空間分解能,時間分解能ともに優れた画像が得られるようになった.また,MRI装置の進歩も著しく,呼吸停止下の高速撮影が可能になり,SPIOやEOB-Gd-DTPAといった新しい造影剤も開発され,肝腫瘍の診断能は向上した.こうした現状をふまえ,果たしてMDCT,MRI検査がCTHA/CTAPに代用可能かどうかについて述べる.
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