Japanese
English
特集 十二指腸乳頭部腫瘍―診断と治療をめぐる最近の話題
十二指腸乳頭部腫瘍の診断―画像診断の比較
Imaging Diagnosis of Tumor of Vater
須山 正文
1
,
有山 嚢
1
,
窪川 良弘
1
,
崔 仁煥
1
,
山中 晃一郎
1
,
藤沢 稔
1
Masafumi SUYAMA
1
,
Joe ARIYAMA
1
,
Yoshihiro KUBOKAWA
1
,
jinkan SAI
1
,
Kouichirou YAMANAKA
1
,
Minoru FUJISAWA
1
1順天堂大学消化器内科
1Department of Gastroenterology, Juntendo University
キーワード:
十二指腸乳頭部腫瘍
,
EUS
,
IDUS
Keyword:
十二指腸乳頭部腫瘍
,
EUS
,
IDUS
pp.179-182
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900271
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十二指腸乳頭部腫瘍の画像診断について述べた.拾い上げ診断はUS,CTやMRCPおよび内視鏡で可能であったが,進展度診断では超音波内視鏡(EUS)や超音波細径プローブによる膵管内あるいは胆管内走査(IDUS)が必要であった.EUSは十二指腸浸潤の診断に優れ,膵浸潤の有無の判定にはIDUSが優れていた.たがいに相補する検査であり,腫瘤型の腫瘍で局所切除や内視鏡的切除の適応を決定するために重要な検査法と考えられた.
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