技術講座 超音波内視鏡ガイド下穿刺術(EUS-FNA)―私のコツ
第4回 サウスカロライナ医科大学でのEUS-FNA
松田 浩二
1
1東京慈恵会医科大学附属青戸病院内視鏡部
pp.505-509
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100616
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■はじめに
CLA(Curved linear array)スコープの登場により,超音波ガイド下でリアルタイムに確認できる超音波内視鏡下穿刺術(以下EUS-FNA)は,超音波内視鏡(以下EUS)を用いた標準的な手技のひとつとなっている.
EUS-FNAは,ここ十数年間で世界規模で驚くほどに普及し,安全でかつ有用な手技としてのコンセンサスを得ていると感じている.本稿では1998年から筆者が留学していたサウスカロライナ医科大学消化器病センター(以下MUSC/DDC)におけるEUS-FNAの現状(胆膵領域を含む)を述べる.
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