Japanese
English
特集 肝転移―その特性からみた診断と治療
肝転移の画像診断の進歩―MRI
Advances of the Imaging Diagnosis for Hepatic Metastasis : Magnetic Resonance Imaging
谷本 伸弘
1
Akihiro TANIMOTO
1
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
1Department of Diagnostic Radiology Keio University School of Medicine, Tokyo
キーワード:
MRI
,
SPIO
,
ダイナミックMRI
,
拡散強調画像
Keyword:
MRI
,
SPIO
,
ダイナミックMRI
,
拡散強調画像
pp.481-488
発行日 2005年7月15日
Published Date 2005/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100535
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要旨 肝転移の診断においては,従来超音波およびX線CTが汎用されている.肝転移の診断にMRIを用いる機会は一般には多くないが,MRIは高い組織コントラストが得られ,肝転移の診断にも非常に有用な検査法である.特に肝特異性造影剤SPIOを用いたMRIは,微小な肝転移の診断においてX線CTを明らかに凌駕し,CTAPに匹敵する.ここではMRIの肝転移における有用性について,最近の進歩を含めて紹介する.
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