報告記
The 1st Asian Epilepsy Surgery Congress報告記(2007年6月1~2日)
貴島 晴彦
1
1大阪大学医学部脳神経外科
pp.259
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100708
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The 1st Asian Epilepsy Surgery Congress(AESC)が韓国ソウルのThe Westin Chosun Hotelにて2007年6月1日から2日間にわたり行われました.この会は,韓国,日本,中国のてんかん外科医が中心となり国を越えた交流を目的に2年ほど前から準備してきたもので,このたび第1回を開催することとなりました.参加者は日本からの19名に加え,韓国,中国,台湾,マレーシア,インド,ベトナム,モンゴルから総勢100名以上に及びました.本学会のpresidentは韓国ソウルのJung-Kyo Lee教授が務められ,メインテーマを「Imaging and Surgery」に設定されました.さまざまな演題が各国より計63演題発表され,日本からも18演題が発表されました.私は初めての訪韓でしたが,この時期韓国は夏の様相を呈しており,かなり開放的な気分にさせられました.会場のホテルは1914年に設立され,伝統と近代性を併せ持つものでした.また,周辺は市庁舎に隣接した大きな広場と近代的なビルに囲まれており,さまざまなソウルの顔が身近に感じられました.
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