学会印象記
2011 International Neuropsychological Society Mid-year Meeting (2011年7月6~9日)
緑川 晶
1
1中央大学文学部人文社会学科
pp.210-211
発行日 2012年2月1日
Published Date 2012/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416101127
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国際神経心理学会(International Neuropsychological Society:INS)は,約70の国や地域から集まった5,500人以上の会員から構成される組織で,年に2回,冬と夏に国際会議を開催している。冬の年次総会は北米の都市を中心に開催され,夏の会議は中間会議と称して世界各地で開催されている。これまでにも,2008年はアルゼンチン,2009年はフィンランドとエストニア,2010年はポーランドというようにそれぞれの国の関連組織が受け皿となり,INSと共同で開催されてきた。今回は,オーストラリア地域の神経心理学関連組織であるAustralian Society for the Study of Brain Impairment(ASSBI)とINSとの共同開催で,ニュージーランドのオークランドにて7月6~9日に開催された。
ニュージーランドで驚かされたことの1つが,飛行機の搭乗時に流される非常用設備の案内ビデオである。レオタード姿の男性が踊りながら設備の案内をしていたが,日本では確実に苦情が出ることだろう。あまりにも馬鹿げていて,普段は見逃すような内容にかえって注目してしまった。
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