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連載 神経学を作った100冊(53)
デュボワ-レイモン『動物電気に関する研究』(1848-1849)
One Hundred Books which Built up Neurology (53)-Emil Heinrich du Bois-Reymond "Untersuchungen über thierische Elektricität" (1848-1849)
作田 学
1
Manabu Sakuta
1
1日本赤十字社医療センター神経内科
1Department of Neurology,Japanese Red Cross Medical Center
pp.522-523
発行日 2011年5月1日
Published Date 2011/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100914
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デュボワ-レイモン(Emil Heinrich du Bois-Reymond;1818-1896)は1818年11月7日にベルリンに生まれた。ボン,ベルリンで精神科学,自然科学,数学を学んだ後,ミュラー(Johannes Peter Müller;1801-1858)の解剖学・生理学教室に入り,私講師,助教授を経て1958年にミュラーが亡くなると,その跡を継いでベルリン大学の生理学教授となり,一生をベルリンで終えた(Fig.1)1)。
彼の主著は,この『動物電気に関する研究』2)と,『筋・神経物理学論集』3)(1875~1877年)(Fig.2)である。さらに『動物電気に関する研究』の第2巻第2部が1884年に刊行された。
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